開設者 鳥取県中部医師会 会長 安梅正則
病院長 深田 悟
診療特性 亜急性・慢性疾患の医療及びリハビリテーション医療(温泉資源の活用)
診療科 整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科・麻酔科・内科・神経内科・外科
病床数 178床(一般病棟 46床、地域包括ケア病棟 37床、回復期リハビリテーション病棟 60床、医療療養病棟 35床)
延面積 11,400(リハビリテーション訓練施設 884㎡) 
構 造 鉄筋コンクリート4階建て
職員数 242名(診療部 80名、看護部 131名、事務部 25名、訪看・在リハ6名)
※2024年6月1日現在


施設基準等




歴史

ラジウム温泉で名高い三朝温泉の入り口、三徳川の岸辺に三朝温泉病院はあります。現在の当院は平成12年3月に前身の国立三朝温泉病院から鳥取県中部医師会に経営移譲されて誕生しました。前身の国立病院は昭和14年12月に軍事保養院傷痍軍人三朝温泉療養所として創設され、戦後に厚生省へ移管され以後医師会立に移譲されるまで国立病院として運営されました。国立病院時代からの伝統を引き継ぎ、さらに医師会立病院として地域に根ざした医療を目指しています。



診療科の特色

  • 整形外科・リウマチ科
    対象疾患は整形外科全般にわたりますが、脊椎・脊髄外科と関節リウマチを含めた骨・関節外科を主体としています。専門医による年間350例の手術症例に対応しています。
    整形外科専門医、リウマチ専門医を目指す後期臨床研修医の研修を行っています。

  • 内科
    内科一般、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)、膠原病、胃癌・大腸癌精密検診、人間ドックを行っています。
    岡山大学の寄付講座と連携し、フレイル・高齢者医療・地域医療にも取り組んでいます。最近は睡眠時無呼吸症候群の検査や治療も行っています。

  • 神経内科
    神経難病、脳血管障害、眼瞼・顔面麻痺・痙性斜頚に対するボトックス治療、脳ドックなどを行っています。
    最近は高次脳機能障害のリハビリや嚥下障害のリハビリに力を入れています。

  • リハビリテーション科
    理学療法士(PT:32人)、作業療法士(OT:11人)、言語聴覚士(ST:3人)により機能障害に対するリハビリテーションを行っています。
    当院は自前の温泉泉源(温泉吐出量:250 リットル/分)を所有し、ラドン含有放射線泉を用いてリハビリテーション(温泉治療)に活用しています。掛け流しの浴室、掛け流しの運動療法温泉プールがあります。リウマチ患者さんや人工関節術後の患者さんのリハビリに用いています。



後期臨床研修のためのスタッフ

  • 日本整形外科学会臨床研修施設認定
    整形外科専門医4人、脊椎脊髄外科指導医1人、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医1人
  • 日本リウマチ学会教育研修施設認定
    リウマチ指導医1人、リウマチ学会専門医3人、日本リウマチ財団登録医2人



主な医療機器設備

  • 外来
    CT、MRI、全身用カラー超音波診断装置、電子内視鏡システムなど
  • 手術室
    脊椎内視鏡手術セット、手根管内視鏡手術セット、関節鏡手術システム、同種骨移植のための加温処理システム、クリーンルーム2室(人工関節専用)