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看護部

すべては患者さんの笑顔のために 〜三朝温泉病院看護部の取組み〜

坂根 裕子 看護部長

坂根 裕子 看護部長

三朝温泉病院は看護師さんがいっぱい!チームワークを保つために工夫していることはありますか?

年度始めに「目標説明会」で目標の共有をしています!

看護部では、毎年4月に「目標説明会」を行っています。病院長の今年度の方針をもとに、その年の看護部が何を目指すのかを看護部職員に説明することにより認識を共有していきます。さらに、看護部目標をもとに、各師長が各部署の目標を説明します。他部署の師長の熱い思いや病棟の特色、目標を理解することは、看護部全体で取り組むことの意味を 知り、連帯感を持ち、より患者さんへいい看護、いい笑顔を届けるため、看護部職員が同じ目標に向かって活動することに繋がっていきます。

  1. 患者の気持ちに寄り添い、安全・安心で質の高い看護を提供する  KEYWORD1・2
  2. 医療情勢の変化を理解し、病院経営に積極的に参加する
  3. 各自が個人目標に向けて活動するとともに、 一人ひとりが丁寧に人と関わり、お互いを大切にしあえる職場作りに貢献する  KEYWORD3

▲看護部目標説明会の様子。

▲説明会のために作成した資料。イラストや写真の1枚1枚にも師長の思いが込められています。

看護部目標を達成するために、それぞれの部署ではどのような取組みを行っていますか?

看護部の目標を軸に、部署ごとにも目標を立てます。それにより「今、必要とされていること」を考え実行しています。

KEYWORD1患者さんの気持ちに寄り添う
一般病棟の目標

信頼関係に基づく看護

信頼関係に基づいた「寄り添う」看護の実践。倫理カンファレンス・接遇の勉強会の実施

医療療養病棟の目標

気づきのフィードバック

「おやっ、おかしい」等の個々の倫理的な気づきを認め合い、フィードバックする

KEYWORD2地域連携を通して看護の専門性を
回復期リハビリテーション病棟の目標

顔の見える関係づくり

しょいやの会等に参加し、求められている役割の理解と、顔の見える関係つくり

※しょいやの会…鳥取県の将来あるべき医療体制の実現に向けての取り組みの一環

地域包括ケア病棟の目標

多職種で協力

各教育入院パス、医療型ショートステイの受け入れを多職種の協力のもとに運用する

KEYWORD3お互いに大切にし合う職場づくり
オペ室の目標

目標の見える化

各自の目標を見える化し個々の目標の達成に向けてお互い協力し合う

外来の目標

悩みの共有

業務上の問題悩みを声に出す・持ち帰らない・引きずらない

▲毎週水曜日の始業前に師長が集まり抄読会を行っています。管理者としての学びを深めるために自主的に集まり、思いを共有し“患者さんに寄り添うとは”を語り合います。