看護部教育研修計画

■令和2年度 看護部教育計画

《教育方針》
1.科学的根拠に基づいた責任ある看護が実践できる看護職の育成を行う。
2.自己研鑽の機会を提供し、個々の能力向上を支援する。



ジェネラリスト
【目的】
  1. 倫理的感性を高め、看護実践につなげる能力を育成する
  2. 科学的根拠に基づき、個別性のある患者中心の看護実践能力を高める。
  3. 医療チームの一員としての役割を確認し、社会のニーズに対応できる能力を養う。
  4. 看護の専門領域の知識・技術を高め、実践能力を養う。
教育内容 目 標 日 時 方 法 対 象
1.卒後2年目研修
  1. 患者に寄り添う看護のあり方と看護師の役割について学ぶ。
  2. 実践経験をもとに看護観を表現する事ができる。
①5月
②1月
17時〜18時30分
①プロセスレコードの発表
②事前レポート・グループワーク
2年目看護師(U)、ラダーU
2.リーダー研修
  1. 当院でリーダー業務を開始するときの、必要な知識や態度について理解できる。
  2. チーム運営に必要なリーダーの要素と、日々リーダー業務に活かせる知識・技術・態度を理解できる。(上・中級編)
①7月
17時40分〜18時40分
②11月
17時40分〜19時
①講義・グループワーク
②講義・演習
①3年目看護師、中途採用看護師
(U〜V)、ラダー U
②看護師(V・W・X) 、ラダーV・W
3.多職種連携 地域包括システムの中で、病院看護師としての強みを生かした退院支援を学ぶ。 9月
17時40時〜19時
講義・演習 全看護職員、ラダーV・W
4.実地指導者研修
  1. 実地指導者としての役割を理解する。
  2. 新入職者・配置換え者に対する支援の方法を学ぶ。
3月
17時40分〜18時40分
講義・グループワーク

全看護職員、ラダーU・V・W

実習指導者講習の学びを応用して、若手看護師の教育や看護学生の育成についての知識や指導方法を学ぶ。 10月
17時40分〜18時40分
伝達報告・グループワーク 実地指導者(U〜X)、ラダーV〜W
5.看護の専門性
専門化・進化する医療・看護技術を取り入れ、アセスメント能力の向上や、病状の予測に基づいた安楽な看護への知識や技術を学ぶ。
  1. 看取りの看護(安楽な呼吸編)
  2. 高齢者の看護(異常の早期発見のポイント)
①8月
17時40分〜18時40分
②2月
17時40分〜18時40分
講義・演習
全看護職員、ラダーT〜W


看護研究
【教育目標】
  • 臨床における疑問を解決し、行った研究を実践に活かして看護の質を向上させる。
教育内容 目 標 日 時 方 法 対 象
1.看護研究
  1. 研究課題を見つけ、研究プロセスに沿って研究に取り組むことができる。
  2. 取り組んだ成果を発表し評価を受ける事ができる。
  3. 行った研究を実践に活かす事ができる。
(別紙参照) 院外講師の個別指導を受けながら学び、発表する。 看護職員、ラダーV
2.卒後3年目
 事例発表
  1. 患者に寄り添う看護のあり方および看護師の役割、患者・家族の支援について事例を通して学び、自分の行った看護を振り返ることが出来る。
  2. 研究的視点でまとめて発表する。
(別紙参照) 院外講師の個別指導を受けながら学び、発表する。 卒後3年目看護師、ラダーU


管理者教育
【教育目標】
  • 管理者として必要な管理能力を高める。
教育内容 目 標 日 時 方法 対 象
1.師長・副師長勉強会
2.ファーストレベル研修
  1. 看護チーム全体を把握し、職場の活性化を図ることが出来る。
  2. 役割モデルとなり、看護実践が出来る。
  3. 職場における管理運営の知識を深め、病院経営に参画出来る。
①毎月第2月曜日
17時30分〜19時
②ファーストレベル研修
(別紙参照)
(別紙看護研修計画参照)
看護師長、副看護師長、主任看護師、ラダーX


新人教育
【教育目標】
  • 看護専門職としての感性、態度を養い、自己啓発、生涯教育の動機付けができるよう支援する。
教育内容 目 標 日 時 方 法 対 象
新人教育研修
  1. 病院、看護部の理念・方針を理解し、組織人としての基本的態度を身に付ける。
  2. 根拠に基づいた、安全で確実な基本的な看護援助ができる。
新人教育計画に基づく(別紙参照) 新人看護師研修・フォローアップ研修
院内組織・経営・福利厚生・接遇研修
新人看護師、ラダーT


補助者教育  
【教育目標】
  • 看護職員の一員として、補助者としての役割を自覚し、対応能力を高める。
教育内容 目 標 日 時 対 象
補助者研修
  1. 看護補助者業務が安全・確実に実施出来る。
  2. 心の通う対応を目指して接遇技術を向上させる事ができる。
  3. 使命感を持って楽しみながら業務ができる。
補助者研修計画に基づく(別紙参照) 看護補助者